今日の介護予防教室は、まずは準備運動から。上半身のストレッチ体操、呼吸法をしてから、パタカラの口腔体操を337拍子に合わせて行いました。
最初の曲は、「紅葉(もみじ)」です。この曲は、作詞が高野辰之、作曲は岡野貞一です。このペアが作った唱歌「故郷(ふるさと)」「春がきた」「春の小川」「おぼろ月夜」を紹介すると、どの曲も歌詞を見ずにすぐに歌い出せて、職員さんから「素晴らしい」と拍手が起こりました。
次は、「通りゃんせ」。遊んだことがないという実習生のために、実際に職員さんと私たちが「通りゃんせ」をやってみせると、ほぼ全員が子供の頃、遊んだ経験があると頷いていました。ボールを隣りに送りながら歌い、歌の終わりにボールを持っていた人が鬼になるゲームをしました。鬼になりそうになると急いでボールをパスしたり、歌い終わる間際までボールを持っていたり、ユーモラスな作戦に笑顔がこぼれ、隣りの人と和やかに会話を交わす様子がみられました。
「君といつまでも」では、実習生の青年がセリフを朗読する様子を、おおらかな笑顔で受け留め、読み終えると「良かった!」と拍手喝采で盛り上がりました。
後半は、和やかな雰囲気のまま、ドラムサークルで打楽器活動を行いました。
最後は、「上を向いて歩こう」「夕焼け小焼け」をとてもリラックスした状態で歌い、声が良く出ていました。
帰り際には、「楽しかったです!ありがとうございました。」と充実した表情で挨拶にこられた方がいて、ご自身の感想をつたえようという自主性が感じられて、こちらも嬉しくなりました。